任天堂次世代機『Wii U』で、ひとつのゲームでふたつの体験が可能に!

<Wii U>

アメリカ・ロサンゼルスで6月7日に開幕した【E3(Electronic Entertainment Expo)】にて、以前より噂されていた任天堂『Wii』の後続機『Wii U』が発表されました。

『Wii U』は6.2型のタッチスクリーンを搭載したタブレット型ゲームコントローラーが特徴的。
テレビの画面に映しだされるメインのゲーム画面と、コントローラーのタッチスクリーン画面、両画面を使った新感覚のゲームを楽しむことができます。

今回は発表と同時に会場にて展示された『Wii U』を、早速体験してきたので、その全貌をお届けします。

午後12時の会場オープンと同時に多くの人がダッシュで向かった先は、やはり『Wii U』の体験ブース。開場からわずか10分で、列は任天堂ブースを一周する程の長さに達してしまいました。

ということで一旦ブースを離れ、再度午後2時過ぎにブースを訪れてみると、先ほどより列は短くなってはいたものの、そこからひたすら待つこと2時間、やっと『Wii U』新コントローラーを体験することができました。

まず持った感じ、背面のLボタン、Rボタンの部分が柔らかいカーブの突起になっており、両手でコントローラーを持ったところ、見た目以上にとても持ちやすい印象を受けました。
コントローラーを振ったり、片手で持ったりすることも想定しているのか、しっかりと手にフィットされる工夫がされているデザインであることが伺えます。

今回遊んでみたゲームは『Chase Mii』『Battle Mii』『SHIELD POSE』の3種類。

『Chase Mii』では『Wii U』コントローラーを持つプレイヤーが"子"、テレビ画面を見ながら遊ぶ『Wii』コントローラープレイヤーが"鬼"という設定で鬼ごっこを遊ぶことができました。
『Wii U』プレイヤーはそのコントローラー画面にてフィールド全体像が見える仕様になっており、鬼からひたすら逃げます。
一方全体像の見えない『Wii』コントローラー組は他のプレイヤーと協力しあって子を探し出し、捕まえるといったゲーム。

またMii系ゲーム『Battle Mii』では、『Wii U』コントローラーを持つプレイヤーがバトルシップに乗り空中から攻撃を仕掛け、『Wii』コントローラーを持つプレイヤーは地上からバトルシップを目がけて銃を撃つ。

このように、両ゲーム共、ひとつのゲームにおいて、ふたつの視点から遊ぶことができる仕様となっているのが、『Wii U』最大の魅力です。

また、『SHIELD POSE』では、テレビ画面に表示されている海賊船から放たれる弓を『Wii U』コントローラーをシールド替わりにして防御。
『Wii U』コントローラーを体脂肪計を持つ要領で両手で持ち、腕を伸ばして上や左右に動かし、弓矢の攻撃をかわしていきます。
このゲームもまた、テレビ画面と『Wii U』コントローラー画面とで違った視点から遊ぶことができ、これまでにないゲーム感覚を味わうことができます。

まだまだデモ段階ではありましたが、ひとつのゲームの同じ空間にいて違った体験をすることができるといった斬新なゲームプレイを実現した『Wii U』。ちょっと楽しみですね。

『Wii U』は、来年の春以降のリリースを予定しているとのことです。

うーん。大きさが微妙…。大画面で遊べる事を売りにしたいのかな?



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